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トラツグミの個体識別

今日は僕が毎年見ているポイントへ飛来するトラツグミの個体識別について。

まず始めに書いておきたいのが、僕は安易な個体識別ははっきり言うと嫌いだということです。
同じ場所に同じ種の鳥がやってくることは、生息環境などを考えれば当たり前なわけで、
同じポイントに同じ鳥が来ているというだけで同じ個体だと言ってしまうのは違和感があります。

ジョウビタキなどは毎年のように同じ場所にやってくるため同じ個体だと言われがちですが、
よく見てみると第一回冬羽なことが多いかと思います。

今回取り上げるトラツグミは、僕がこのポイントを見るようになって3年連続で同所に飛来しています。

トラツグミ
上から順に2016年2月24日、2017年2月10日、2018年2月17日撮影です。
簡単に言うと、16年は別個体、17年と18年に撮影した個体は同一個体と考えています。
16年の個体の相違点は、
アイリングの色、欠損箇所、眼の後方にある黒い斑の形状、眼から頚部にかけての裸出部分(生え癖?)の違いなどです。

一部欠損などに関しては、突発的に起こることと考えられるし、斑の形状も少しずつ変化しても不思議ではありません。
また上記画像の個体以外も見ていて気付いたこととして、
眼の真下にある黒斑の一部が、アイリングにかかる個体とそうでない個体がいるようです。
そして、アイリングにかかる部分にも個体によって幅があるようです。
これらを踏まえて16年の個体と17、18年の個体は別の個体だと考えました。
ここからは17年撮影と18年撮影の写真を比べていきます。

トラツグミ

トラツグミ
先ほども書いたとおり、眼の後ろの斑、生え癖のような部分、アイリングの欠損や乱れなどが一致していると思います。

トラツグミ

トラツグミ

トラツグミ

トラツグミ
上記画像はそれぞれ、上が2017年、下が2018年の順で左右を比べました。
顔以外の部分は比べてもあまり意味がないと感じていますが、ひとつ面白いなと感じたのは、
大雨覆の伸長具合(?)が一致していることで、内側2枚が長いのに比べ、それ以外の部分は明らかに短いです。
2017年の個体は3月上旬まで観察していましたが、変化ありませんでした。
大雨覆の具合は個体により差があるようで、明らかに幼羽が残っていて若いと分かるような個体以外でも、
上記の個体のように一部だけ羽が長い個体や、均一に並んでいる個体など様々なようです。
最初に挙げた2016年の個体は均一に並んでいます。

年齢識別に関してはなかなか難しい鳥のようですが、個体識別に関してはかなり簡単な部類の鳥かもしれません。
顔にはそれぞれ個体の特徴が良く出るようなので、よく観察すれば面白いかもしれません。

長々と書きましたが、どうせ同じ個体かも?と考えるのであれば、
徹底的に観察したり見比べたりするの方が、より楽しめるのではないか?というところです。
ほんとは行動などに関しても同じ個体かも、と思わせるようなところがあるのですが、
これは実際に観察していないとなかなか伝えるのが難しいところなので、割愛しました。

家から近いところに来ているルリビタキに関しても、同一個体かもしれないと考えている個体がいるので、
また後々そのことについても触れようかと思います。
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Author:Yuta
バンドでの個人ブログのはずがいつの間にか野鳥ブログに。
オオルリが大好き。
地元派のはずが遠征を繰り返す。

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