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オジロビタキとニシオジロビタキの識別 (2019年1月12日文章追加)

遅ればせながら、新年一発目の更新です!

今回はオジロビタキ(Taiga Flycatcher)とニシオジロビタキ(Red-Breasted Flycatcher)の識別について書こうと思います。
識別といっても、色んなところから見たり聞いた話を自分なりにまとめた程度ですが笑

そして、オジロビタキに関しては、個人的に第一回冬羽の観察例しかないため、第一回冬羽のみの識別とします。
オジロビタキとニシオジロビタキの関係については適当に調べてもらえればすぐに出ると思うので割愛。

まずは一つ目の識別点から。
図鑑などにもあるように、嘴の色が違います。

オジロビタキ
光の加減で多少見え方は変わりますが、オジロビタキの嘴は付け根を除いて黒味がかなり強い。

ニシオジロビタキ
対してニシオジロビタキは、付け根から下嘴の約1/3ほどバフ色味がかる。
日陰などでは黒っぽく見える個体などもいますが、オジロビタキほど黒い色ではないようです。
ニシオジロビタキでも嘴が黒っぽい個体がいますが、オジロビタキと比べると質が違います。

そして識別点その2。
これも図鑑などで記述のある識別点で、上尾筒の色と、腰との境界を見ます。

オジロビタキ
オジロビタキの上尾筒は黒く、腰の灰色部分とのコントラストが強く、肉眼で見てもとても黒く目立ちます。

ニシオジロビタキ
こちらはニシオジロビタキの第一回冬羽ですが、光線が悪いためもう一枚。

ニシオジロビタキ
こちらは雌成鳥ですが、年齢による違いはないのでこちらで説明します。
ニシオジロの上尾筒は灰色がかり、腰との境界が曖昧です。

はっきりとこの特徴に当てはまらない個体もいるようなので注意が必要かもしれません。
ニシオジロビタキでも擦れているのか真っ黒に見える個体や、
オジロビタキでも幼羽が擦れていない個体は上尾筒先端に白色部があります。

そして3つ目の識別点。
これは光の具合などによるので、詳細に確認しないと分かりづらい場合もありますが、
体のバフ色味がかる部位が種によって違います。

オジロビタキ
オジロビタキは、脇と胸の中央部のみバフ色がかります。
正面から見ると、胸の真ん中がポツンと色が変わっているのが分かると思います。

ニシオジロビタキ
ニシオジロは脇から胸~体全体にバフ色がかります。
ネット上で写真を見る限りは大体当てはまると思いますが、例外などがないとは言い切れないかもしれません。

そして最後は地鳴きです。
地鳴きにもバリエーションがあるため、僕が実際に聞いたもののみの紹介となりますが、
これが一番確実な識別方法になります。


こちらがオジロビタキの地鳴きです。
ジジジというトリル音がとても細かいため、一音のように聞こえます。


こちらはニシオジロ、かなり音が小さいので注意してください。
トリル音はオジロほど細かくないため、チチチとはっきり分かれて聞こえます。
メジロに似ています。


これもニシオジロ。
オジロもニシオジロも飛び立つときに良く鳴きます。
この動画ではチチッと鳴いていますが、一音でチッとだけ鳴くことも多かったです。


2018年1月10日に追加した動画です。
こちらは2017年12月撮影のニシオジロビタキ第1回冬羽の声が入っています。
お馴染みのトリル音以外に、弱く頼りなさそうなヒッという声も出しています。
近くで鳴いているヒヨドリの声と雰囲気は似ていますが、実際に野外で聞けばすぐ違和感に気付くと思います。
この声はルリビタキやジョウビタキ、キビタキなどのヒッという鳴き方と同じく、縄張りを意識して出している声かと思います。
上記3種同様この声で鳴く時は、木の上の方であまり移動せず、鳴くのに集中しているようでした。

ということで今回は以上となります!
近年どちらの鳥も越冬個体が目立つようになってきているようです。
この種は外見での識別が難しい場合もあるのでまず声を意識して聞きましょう、声を聞けば識別は簡単です。
ぜひ識別に挑戦してみてください!


2017/1/16
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Yuta

Author:Yuta
バンドでの個人ブログのはずがいつの間にか野鳥ブログに。
オオルリが大好き。
地元派のはずが遠征を繰り返す。

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